富士化学株式会社 視察
〜死亡牛処理施設の最終工程を学ぶ〜

■ 期 間:2026年2月26日(木)
■ 視察先:富士化学株式会社(東京都西多摩郡瑞穂町)
目的
死亡牛の最終処分工程および処理体制について理解を深めるとともに、適正かつ安全な処理が行われている現状を確認することを目的として、視察を実施しました。
視察先の概要
富士化学株式会社の専務および営業本部長から、同社の事業概要や死亡畜処理の体制について説明を受けました。
同社では、牛や豚などの死亡畜を対象に処理を行っており、処理料金は家畜の月齢に応じて設定されています。処理能力は日量約300〜500dと大規模で、関東圏の畜産副産物処理を支える中核的な施設です。
施設内では、搬入から最終処理工程までの流れが体系的に整理されており、各工程において衛生管理や臭気対策が徹底されている点が特徴的です。
視察を終えて
死亡畜処理施設として設備が非常に充実しており、安心して処理を委託できる体制が整っていると感じました。
原料の受入から油脂・ミールの製品化に至るまでの一連の工程が明確に整理・標準化されており、作業内容も分かりやすく、効率的に運用されている点が印象に残りました。
また、畜種ごとに処理ラインを完全に分けるなど、衛生管理が徹底されており、製品の品質と安全性の確保に十分配慮され、臭気対策についても、多段階の脱臭設備や焼却処理を組み合わせることで、周辺環境への影響を最小限に抑える工夫がなされており、地域住民に配慮した運営が行われていました。
設備の充実度、衛生管理、環境対策のいずれにおいても高い水準を有しており、関東地域の畜産副産物処理を支える重要な事業者であることを、改めて認識することができました。